長谷川滋利氏、金足農業吉田投手に「18歳に秋田県を背負わせるのはどうか」と苦言 元木大介氏の持論と真っ向対立 (1/2ページ)

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長谷川滋利氏、金足農業吉田投手に「18歳に秋田県を背負わせるのはどうか」と苦言 元木大介氏の持論と真っ向対立

 6日、文化放送の『くにまるジャパン極』に元オリックスでメジャーリーグでも活躍した長谷川滋利氏が出演。高校野球甲子園大会について苦言を呈した。

 番組では長谷川氏が第100回全国高等学校野球選手権記念大会前に「今求められるのは連投させない指導者とそんな指導者を雇う学校。目安は80球。完全試合をやっていようとも100球は絶対に超えない」という記事を執筆したことを紹介。そして懸念通り、実際に金足農業高校の吉田輝星投手が連投を続けたことを取り上げる。

 長谷川氏は吉田投手の連投について、「高校生なので大人が投げろといえば投げる」と指摘。そのうえで、「一番心苦しかったのは秋田を代表してとか言って、かっこいいんですけども、18歳そこそこの選手に秋田県を代表させるのもどうかと思いますし、一番は彼には将来がありますから、もしかしたら松坂(大輔)投手とか僕らみたいなメジャーリーグを目指すかもしれない」と指摘。

 そして、自身も肩の痛みを抱えながら投げていたと説明し、「今の時代はメジャーリーグや日本のプロ野球が100球を投げたぐらいでそろそろ交代だと代わる。それを高校野球が150球投げました、次の日もまた150球投げました、一日休んでまた150球投げました、これは狂気の沙汰」と断罪する。

 さらに、「監督に言うのもかわいそう。学校の上の人に勝ってくれと言われているので無理をさせてしまう」とし、「一番は高校野球のシステムを変えていくことが僕たちの仕事。高野連の人は少しでも考えてくださいと思って書いたつもりなんですけど。これから僕はずっと言い続ける」とコメントし、「高校野球のシステムが限界に来ている」と指摘した。

 ただし、「甲子園を見るのは楽しい」とも話し、「甲子園の準々決勝から(間隔を)一週間に一回ナイターにする」「春を予選にして勝ち上がってきたチームが夏に試合をする」「春にリーグ戦を行う」など、「改革案」示した。

 一方、これと真っ向から相反する意見を公の場で示したのが、現在U12世界少年野球大会で監督を務める元巨人・元木大介氏。元木氏はAbemaTV『橋下徹の即リプ』内で、甲子園大会での連投について、「しょうがないと思う。

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