2018トップチャレンジリーグ開幕! 三菱重工相模原、NTTドコモが勝利 (1/3ページ)

ラグビーリパブリック

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三菱重工相模原のダニエル・ホーキンスに対し釜石がダブルタックルで防ぐ(撮影:見明亨徳)

 来季2019年度のトップリーグ昇格をかけるトップチャレンジリーグが9月8日に開幕した。

 第1節2日目となる9月9日、秩父宮ラグビー場で、三菱重工相模原ダイナボアーズ×釜石シーウェイブス、トップリーグから降格したNTTドコモレッドハリケーンズ×栗田工業ウォーターガッシュ戦の2試合がおこなわれ、三菱重工相模原が6トライで42-17、ドコモは9トライ53-17で、それぞれ1勝目をあげた。

■「トップリーグ入替戦の反省。シンプルに戦った三菱重工相模原」

 最初の試合、三菱重工相模原は「シンプルに戦う」(土佐誠主将)ことで臨んだ。今年1月、コカ・コーラレッドスパークスとトップリーグ入替戦を戦い27-27の引き分けだった。規定でコカ・コーラが残留し、三菱重工相模原は悔しい思いをした。そこで得た結論が「シンプル」。

 一方、釜石は今季、外国人選手をはじめ20人もの新人が入った。この試合も23人中10人が新メンバー。昨季トップチャレンジリーグ7位からの再起だ。釜石には今年、トップリーグへ上がらなければいけない理由がある。8月19日、2019年日本開催のワールドカップ会場となる岩手県・釜石鵜住居復興スタジアムのオープンイベントが開催された。釜石はヤマハ発動機ジュビロを招いて記念試合をおこない、そこでヤマハから「来年はトップリーグで戦いましょう」と激励を受けた。

 三菱重工相模原×釜石。前半4分、最初の得点は釜石だった。ブランビーズ(スーパーラグビー豪州チーム)から新加入のFBニック・ユーストがPG決めて先制した。しかし、三菱重工相模原が2分後にボールをつなぎWTB関本圭汰が逆転トライを奪うと、12分には右ラインアウト→モールからゴール前ラックを作りPRアルバート・アナエがトライラインを越えた。さらに関本は27分にも2本目のトライを決め、21-3で折り返した。

 後半、釜石が奮起する。

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