知らないと恥をかく!? エレベーターの上座・下座 (1/4ページ)
職場や取引先でのエレベーターマナー、意識していますか? エレベーター内での上座下座に加えて、エレベーターへの乗り降り、呼び出す際のビジネスマナーなど、わかっているつもりでもいざ聞かれると自信がなくなることってありますよね。新社会人はもちろん、改めて正しいマナーを確認したい社会人の方々のため、エレベーターを利用する際のビジネスマナーについて、マナー講師の西出ひろこさんに詳しく聞きました。
■エレベーターを待つときのマナーとは
◇扉の正面に立たない
乗り降りのマナーは「降りる人が先」。もちろんこれはエレベーターも同じです。扉の正面に立っていると、降りようとする人とぶつかる危険性がありますし、驚かせてしまうことにもなりかねません。スムーズに乗り降りするために、扉の脇に立って待つようにしましょう。
◇知り合いと一緒に待っているとき、話しに夢中にならない
エレベーターを待つ間、話しているうちに盛り上がり、つい大きな声になってしまうことがあります。また、おしゃべりに夢中になるあまり、身振り手振りをつけて場所をとってしまうことも。その状態のままエレベーターに乗り込むと、狭い空間で周囲に迷惑をかけてしまいます。エレベーターホールで待つ間も、周囲の状況に気を配り、仲間内でのおしゃべりは控えましょう。
■エレベーターに乗るときのマナー
◇降りる人が先
先にも書きましたが、エレベーターは「降りる人が先」です。降りる人が全員降りたのを確認してから乗り込むようにしましょう。どんなに急いでいても、降りる人を押しのけて乗り込むことは絶対にNGです。
◇中で「開」ボタンを押してくれていた人にお礼を言う
中で「開」ボタンを押して待っていてくれた人には「ありがとうござます」とお礼を伝えて乗りましょう。
◇乗り込む順番は場合によって異なる
お客さまをご案内するとき、中に人がいないときといるときとでは、乗る順番が異なります。ポイントは、エレベーターは「密室」ということです。
☆中に人がいないとき
案内人が先に乗り込みます。