上司に使ってもOK? 「お手すきの際に」の正しい使い方 (1/4ページ)

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上司に使ってもOK? 「お手すきの際に」の正しい使い方
上司に使ってもOK? 「お手すきの際に」の正しい使い方

ビジネスシーンなどでよく耳にする、「お手すきの際に」という言葉。いざ自分が使ってみようとするとき、「この使い方で合っているの?」と不安になることがあるかもしれません。マナーコンサルタントの金森たかこさんに「お手すきの際に」の意味や正しい使い方を聞いてみました。まちがいやすい使い方や「お手すきの際に」で好印象を与える方法についても教えてもらいます。

■「お手すきの際に」とはどんな意味?

「お手すき」を辞書で調べると、「相手の手があいていることをいう尊敬語」とあります。よって「お手すきの際に」という言葉は、「仕事が一段落ついて時間ができた時で構いませんので」という意味になり、人に対して何かお願いをするときに相手への配慮を示す表現です。

■「お手すきの際に」の正しい使い方

「お手すきの際に」を上手に使えると、相手に対して配慮する気持ちを示すことができ、気持ちのよいコミュニケーションをとることができます。では、具体的にはどのようなときに使うのがいいのでしょうか。また、逆にまちがえて使うと誤解を招く場合はどのようなときなのかもあわせてご紹介します。相手に好印象を与えられる「お手すきの際に」の使い方をみていきましょう。

◇どんな場面で使える言葉?

☆急ぎではないが、上司に書類を確認してほしいとき

(例文)

「お手数をおかけいたしますが、お手すきの際にお目通しいただけますでしょうか」 「お忙しいとは存じますが、お手すきの際に、ご確認いただけますでしょうか」

上司に資料や書類を確認してほしいとき、緊急でなければ「お手すきの際に」という言葉が有効です。「お手すきの際に」のひと言を加えることで、忙しい相手の心理的負担を軽くすることができるでしょう。さらに「お手すきの際に」という言葉の前に、「お手数をおかけいたしますが」「お忙しいとは存じますが」などといった「クッション言葉」を添えていることもポイントです。「クッション言葉」とは、ストレートに伝えにくいことを言うときに、その名の通り衝撃をやわらげてくれる役割を持つ言葉のこと。

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