AIの恩恵で数十年以内に、1000歳まで生きる人類が登場するかもしれない(米AI技術者) (3/3ページ)

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それどころか、自分で実験方法を考案するようなAIも登場するかもしれない。

 「生物学の実験機器の自動化が実現すれば、AIに実験を任せられるようになる」とゴーツェルCEO。

 「たとえば研究者は酵母の遺伝子を改変し、AIにある指針に則った酵母の進化に関する実験を行わせる。実験における遺伝子改変酵母の振る舞いを観察したら、そのフィードバックをAIに伝える。するとどう改変すべきか新しい提案がなされ、さらにAIに研究を続けさせるといった具合だ。こうしたことはまだ一部でしか起きていないが、今後広まることは間違いない」

 こうした進歩は秘密裏に行われているように思えるが、患者に直接投薬を行うようにな機械の開発にもつながるだろう。

 「入院患者の腕に投薬のチューブをつないで、いくつもの医療機器でモニターする。現時点でもう、AIは医師にそうした計器のデータから患者に与える薬について助言することができる。問題は、いつ医師に代わってAIに任せきりにするかということだ。きっとそれほど先のことではないだろう」

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 一部の専門家が、AIは人類を滅ぼすおそれがあると警鐘を鳴らす一方で、一部の専門家はそれは我々の寿命を10倍にも引き延ばしてくれるのかもしれないと言う。

 いずれにせよ人類の未来の鍵はAIが握っているのだろう。

References:The First 1,000-Year-Old Person Could Already Be Alive, Thanks to A.I. | Inverse/ written by hiroching / edited by parumo

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