フェチ以外も歓喜!「悶絶」から「美臭」まで前代未聞の『におい展』

日刊大衆

フェチ以外も歓喜!「悶絶」から「美臭」まで前代未聞の『におい展』

「いや~、話には聞いていましたけど、シュールストレミング(にしんの缶詰)の臭さは強烈でした(笑)」(30代女性=OL)「大阪のおっちゃんとおばちゃんの臭いってどういうものなのか気になっちゃって」(50代女性=パート)

 彼女たちが口をそろえて話すのは10月16日(火)まで大阪・梅田ロフトで開催されている『におい展』のこと。

「2016年11月に名古屋で初めて開催。今年の1~2月に開催された東京・池袋だけで、来場者数は5万人。話題を呼び札幌や福岡などでも実施され、総来場者数は10万人を突破しました」(広告代理店関係者)

 休日ともなると入場するまで行列必至だという。そこまで人気が出たのはなぜなのか?

「シュールストレミングはテレビのバラエティ番組などの罰ゲームで使われていてその存在は知られています。どれくらい臭いのか、一度は試してみたいという好奇心を刺激したのでは」(マーケティング・リサーチ会社社員)

 体験したその激臭を、インスタグラムやツイッターなどで発信することができるのも人気の一因だという。

「通常の美術館などでは基本的には撮影不可ですが、におい展は公式ツイッターで“ご来場されたお客様は、思い出に残る様々なニオイをSNSで写真や動画、言葉で表現してみてください”とアナウンスしているように写真や動画の撮影がOK。来場した人がSNSに投稿して、それを見た人がまた……というふうに口コミで人気が広がっているんですよ」(前同)

 前述した匂い以外にも定番の「くさや」「加齢臭」「足のにおい」「ドリアン」以外にも「臭豆腐」などがある。激臭以外に、つい嗅ぎたくなってしまう美臭も体験することができるという。

「香水の原料であるジャコウやイリスはもちろん、マッコウクジラの腸内で生成される結石、アンバーグリスにすごい興味があって……」(40代女性=専業主婦)

 このように美臭目当てで訪れた人もおり、50種類以上の展示の内訳を見ると激臭より美臭のほうが多い。

 においフェチじゃなくても楽しめる『におい展』。アロマでは物足りないと考えているそこの貴女、ぜひ足を運んでみてはどうだろうか?

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