サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「穴はハーレムラインの変わり身」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

まず、阪神でのトライアル、ローズSの1、2着馬カンタービレサラキアを挙げなければいけないが、アーモンドアイの最強のライバルであるラッキーライラックを含めて、人気、有力どころではおもしろくない。

 意外と思われるだろうが、最右翼とみているのはハーレムラインである。

 未勝利を勝つまで5戦を要したが、それから3連勝。桜花賞でも穴馬候補として名が挙がったが、さすがに使いづめの疲労から14着と大敗に終わった。が、そのあとオークスに向かわず放牧、休養に充てたのが正解、功を奏した。

 5カ月ぶりの実戦となった前走の紫苑Sは5着に敗れはしたが、春とは見違えるほど、すばらしい馬体に成長して戦列に戻ってきてくれた。

 田中清調教師も「久々で調整もイマイチ。折り合いを欠く場面もあり、悲観する内容ではなかった」と前走を振り返ったうえで、「心身ともにたくましくなった。変わり身が見込める本番は楽しみ」と、ヤル気をにじませる。

 なるほど、中間の稽古の動きは軽快かつリズミカル。仕上がり状態のよさは明らかだ。

 近親にトウカイポイント(マイルCS)、名牝ダイナカール(オークス)がいる良血。恐らく2、3番手につけての競馬と思われるが、京都の内回りだけに、先行策でアッと言わせるシーンがあっても不思議はない。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「穴はハーレムラインの変わり身」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 10/18号ハーレムラインアーモンドアイ水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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