耳の不調を感じたら「サウンドメディテーション」で自律神経を整える (2/3ページ)

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また、音が聞こえてくる方向や距離を感じるのもポイント。音の種類を聴き分けることで、耳の注意力を上げることができます。 ■ゆらぎが感じられる「海の波」の音

海の波音は、心を穏やかにする音です。浜に打ち寄せるチャプチャプという静かな波。少し強い風によって打ち付けるような波。一定のリズムがあるようでないのが波の音の特徴。

波のように規則的な音と不規則な音が調和された状態を「1/f ゆらぎ」と呼びます。
このゆらぎの音は聞いているだけで自然と心が落ち着いてくるので、自分のリズムを整えるのにおすすめ。目を閉じて、広い海や青い空といったどこまでも広がる空間をイメージしながら聴きましょう。

■副交感神経を活性化する「秋の虫」の音

秋の夜の音といえば、スズムシやコオロギなどの虫の声。
少し高い虫の声は、イライラしたり緊張したりした気分をすっきりさせるのにうってつけ。副交感神経が刺激され、リラックスすることができます。
虫が鳴き始めてから鳴き終わるまでの「音の変化」を感じるように耳を澄ませてみましょう。

■日常にある音で「気づく」トレーニング

自然のある場所になかなか出かけられない。もっと身の回りにある音で耳の調子を整えたい。
そんな人は、日常生活の中で、音に気づくトレーニングをしてみるといいでしょう。

私たちは普段、多くの自然音と人工音が入り混じった音に囲まれて生活しています。

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