怒れないは悪い事? 怒れない人の特徴とは (3/4ページ)

マイナビウーマン

怒りの衝動的なエネルギーに後押しされてあなたの感じている不満や不快な気持ちを伝えることは、このようなデメリットや問題解決の突破口にもなるのです。

◇怒るべきシーンとは

以下のようなときは怒るべきシーンです。我慢をする必要はないですよ。

☆自分の尊厳を傷つけられたとき

自分の尊厳を傷つけられたときは、怒ってもよいでしょう。尊厳を否定されるようなことに対しては、「その言い方はやめてください!」「○○したことに対して謝ってください!」などと毅然とした態度で「NO!」が言えるようになるとよいですね。

☆自分の権利を守るとき

自分の権利を守るために、ときには怒る必要があることも。自分の権利(お金・時間・利益など)が侵害されるようなときは「それは困ります!」としっかり伝えるべきでしょう。

☆自分の「本気」を伝えるとき

自分の本気度を相手に伝えるときも、怒るべきシーンのひとつ。たとえば、プロジェクトに取り組む際にやる気のない発言や仲間の士気を削ぐような発言をした人に「今の発言は取り消してください!」「ちゃんと協力してください!」と一喝するような場合です。あなたの怒りのエネルギーがその場を引き締めてくれるかもしれません。ただし、ただ怒りをぶつけることを目的にするのではなく、次からどうしてほしいのかもあわせて伝えることを心掛けてみてくださいね。

■怒れるようになるには

◇怒れるようになる方法

大切なのは怒れるようになることを目標にするのではなく、「自分なりの考え」「価値観の基準」を育てること。あなたの中の考えや思いが一貫性を帯びて育ったとき、その怒りのエネルギーは自然と外に向かって表現されていくものです。「自分なりの考え」「価値観の基準」ができることは、他者とのちがいを感じ、自然と摩擦を起こすことにもつながります。人間関係でパワーバランスの差やストレスを感じることが増えれば、ときには理不尽さも感じることもあるでしょう。しかし、だからこそ自己愛や自己主張が形成され、自己表現ができるようになっていくのです。

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