明治時代創業、東京・北区の建設会社が「コンクリートの日 体験まつり!2018」を11月17日に開催。今年で8回目、未来を担う子供達に“生コン”体験を (5/6ページ)

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■地域社会とのつながりを見直す機運から誕生、CSRの一貫としても


「コンクリートの日 体験まつり!」は創業100周年を迎えるにあたり、これからの100年に地域社会とのつながりを会社全体として見直す機運が生まれ、その中で誕生しました。コンクリートという特殊、かつ、現代建築に不可欠な素材にフォーカスし、未来を担う子供達に様々な体験をしてもらおうという考えです。


当社は地域に根ざした企業ですが、日頃どのような業務を行なっているのか、近隣の方にはなかなか見えにくいものがあります。街中には多くの建設現場がありますが、安全のために高い囲いをするため中の様子は見ることができません。そのため、地域の方に私たちが実際に行なっている「ものづくりへの取り組み」を知っていただきたいと考えました。


当社は賃貸マンションを建設しようと考える地主さんや、公共工事を発注する行政官庁が主要な顧客。このイベントの来場者の多くは小さな子どもを持つ地域の若い家族です。営業面については特に当社にメリットはありません。しかし、こうした実際の社会を支える建築・建設のことを知っていただくことは、「企業の社会的責任(CSR)」としても重要であると考えています。社員手作りのイベントですが、自分たちでできる精一杯の社会貢献をしたいと、この日は全社を上げて取り組んでいます。


このイベントに参加してくれた子どもたちが成長し、何年か後に「昔あそびに来たことがきっかけで」と言って、当社に入社を希望してくれたなら望外の喜びです。
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