スコットランドはNZ出身者など3人初選出 最多キャップのベテランHO復帰
今年ハリケーンズでプレーしていたブレイド・トムソン。父方の祖父がスコットランド出身(Photo: Getty Images)
ダイナミックなボールキャリアーであるサム・スキナー。父がスコットランド出身(Photo: Getty Images)3年継続居住でスコットランド代表資格を得たサム・ジョンソン(Photo: Getty Images)来年のラグビーワールドカップで日本代表と対戦するスコットランド代表は、この秋のテストマッチシリーズへ向けて3人のニューフェイスを招集した。
FW2列と3列でプレーできる23歳のサム・スキナー(エクセター)は元U20イングランド代表。同じくLOとバックローをカバーできるブレイド・トムソン(スカーレッツ)はニュージーランド出身で、同国U20代表とマオリ・オールブラックスの経歴を持ち、ハリケーンズに6季在籍して今年のスーパーラグビーでもプレーしていた。そして、もうひとりのノンキャッププレーヤーであるCTBサム・ジョンソン(グラスゴー)はオーストラリア出身で、レッズ所属時代にスーパーラグビー出場経験がある。
一方、ベテランの再招集も注目されており、スコットランド代表歴代最多キャップ(通算110キャップ。そのほか、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズで1キャップ)の34歳HOロス・フォードが代表復帰し、自身4大会目のワールドカップ出場へ向けてチャンスをもらった。
しかし負傷者も多く、世界的スターのFBスチュアート・ホッグ(足首手術)、LOリッチー・グレイ(背中手術)などは今秋のテストシリーズに参加できない。
スコットランド代表は11月、敵地カーディフでウェールズ代表と対戦したあと、ホームのマレーフィールドでフィジー代表、南アフリカ代表、アルゼンチン代表とテストマッチをおこなう。
ロス・フォード。昨年6月以来のテストマッチ出場を目指す(Photo: Getty Images)