インパルス堤下、芸能活動再開 謹慎の理由と“嫌われ芸人”エピソード

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インパルス堤下、芸能活動再開 謹慎の理由と“嫌われ芸人”エピソード

 23日、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーはお笑い芸人コンビ、インパルスの堤下敦が芸能活動を再開すると報告した。

 1998年、堤下は相方の板倉俊之とインパルスを結成。どこか奇妙で知性を感じるキャラクターの板倉に、堤下が歯切れの良いツッコミを浴びせるコントで人気を博した。01年4月からスタートした深夜番組『はねるのトびら』(フジテレビ系、12年9月終了)のメンバーとして注目を浴び、05年に番組がゴールデンに移行するとたちまち人気芸人の仲間入り。プライベートでは11年3月に現在の妻と入籍、翌年1月には長女が誕生している。

 そんな順風満帆だった堤下だが、昨年に2度も不祥事を犯してしまう。昨年6月、抗アレルギー薬と睡眠薬を飲んでもうろうとした状態で車を運転し、ハンドルに前のめりで突っ伏しているところを所轄の署員に発見され、書類送検された。同年10月には、堤下の運転する車が赤信号で停車中のごみ収集車に追突。ごみ収集車に乗っていた3人のうち2人が首の捻挫などの軽傷を負う事故を起こし、このタイミングで所属事務所は堤下を謹慎させると発表した。

 また、堤下は業界内での“嫌われエピソード”も多かった。同期の森三中・大島美幸は、立場の弱い相手に強気になる堤下の態度に嫌気がさし、ある番組で「大っ嫌いです!」とブチギレ。また、見た目とは裏腹に“心がイケメン”とばかりに振る舞うのも、悪い意味でギャップとなっていたようだ。

 今回の書面で所属事務所は「堤下は、昨年6月に自損事故、同年10月に人身事故を起こしたことにより、芸能活動を休止しておりましたが、この度、本人の出身地である神奈川県を拠点に、弊社『あなたの街に“住みます”プロジェクト』における住みます芸人として活動を再開させていただくこととになりました」と報告した。

 「住みます芸人」とは、よしもとが展開する、芸人がその土地に実際に住み、地域の人々と力を合わせて地域活性化をサポートするプロジェクトだ。昨年、バラエティ番組だけでなくテレビドラマにも出演した堤下。全国ネットのテレビ出演も多かった過去を考えると、厳しい現実と言えるだろう。

 堤下本人は、「関係者・ファンの方々には大変ご迷惑をおかけ致しました。申し訳ありませんでした。これからは、初心に戻り、自らを律しながら、一歩ずつ、活動を再開してまいります。引き続き、応援の程、宜しくお願い致します」とコメントした。

 現在、相方の板倉は、堤下の不祥事を含めた自らの不遇な立ち位置を自虐的に語って笑いを誘う“腐り芸人”として注目を浴びている。お笑い芸人コンビ、アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)のケースではお互い、いまだにピンで活動しておりコンビでの番組出演はないまま。果たしてインパルスはどうなるのだろうか…今後のコンビ活動にも注目が集まる。

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