第98回全国高校ラグビー大会東京都第2地区予選 決勝は目黒×本郷に (1/2ページ)
目黒NO8タニエラがトライにつなげる突破(撮影:見明亨徳)
明大中野WTB關根が逆転を呼ぶトライ。雄たけびをあげた(撮影:見明亨徳)東京(紫ジャージ)を止める本郷(撮影:見明亨徳)本郷HO福澤、鋭いランでゲインを切る(撮影:見明亨徳)第98回全国高校ラグビー大会の東京都予選・第2地区も、準決勝が11月4日に帝京大グラウンドでおこなわれた。2年連続出場を目指す目黒学院が、明大中野高(2年ぶりの出場を目指す)に後半、逆転されるも再逆転し34-29で接戦を制した。本郷高は前半最初の東京高(2年ぶりの出場を目指す)の攻撃を自陣ゴールまでしのぐと、4トライを奪い34-0で決勝進出を決めた。第90回大会以来10度目の全国切符をかける。
■目黒、厳しい戦いを制す
目黒学院高は前半1分、NO8ヴェア・タニエラの先制トライから8分間で3本のトライを奪い15-0とリード。グラウンドには第1地区準決勝2試合に続き「圧勝の雰囲気」が漂った。
その空気を明大中野のあきらめない選手たちが変えた。18分に目黒ゴール前左スクラムからWTB池田健輔が右中間へ飛び込み5点を返すと、6分後にはラインアウトからモールで押し、ラックサイドをFWが得点し15-10で前半を終えた。
前半最後と後半開始直後、目黒が明大中野ゴール前でしつように攻撃するもゴールラインを守った。