病気撃退「味噌パワー」の驚くべき効果(1)4素材の組み合わせが重要 (1/2ページ)

アサ芸プラス

病気撃退「味噌パワー」の驚くべき効果(1)4素材の組み合わせが重要

 日本人のソウルフードである「味噌」。その味噌が持つ驚くべきパワーに今、注目が集まっている。ガンや高血圧を防ぎ、整腸効果が期待できるほか、その他の健康力をさらに高めるという。「長生きみそ玉」を考
案した順天堂大学医学部の小林弘幸教授は、「味噌汁こそ最強の健康食」と力説する──。

 今年6月に刊行された小林弘幸教授の著書「医者が考案した『長生きみそ汁』」(アスコム)は現在、30万部を突破するベストセラーとなっている。

「日本人にとって最も身近な食材である味噌と、最も身近な料理である味噌汁をテーマにした本だったので、多くの人が関心を持ってくれたのでしょう」

 小林教授の専門は、自律神経研究と腸研究。長年にわたって患者を診察してきた経験から、「病気や体調不良は、生活習慣、特に食事によるところが大きい」との結論に至ったという。

 それと同時に、長年の研究過程で、食材が持つ数多くの力にも気づかされる。中でも、日本人にとって、より身近な食材に驚くべき価値を発見した。それが、日本を代表する発酵食品である「味噌」だった。

「私自身の話ですが、数年前、血糖値が上がり気味だった時期があったんです。そこで、少しダイエットして、血糖値を下げようと試みました。しかし、体重がなかなか落ちない。思案していたところ、身近な食材のわりには、その健康効果についてあまり言及されていない味噌を思いついた。そして、たまたま知人から大量に送ってもらっていたたまねぎを具にした味噌汁を夕食時に飲むようにしました。すると、2週間で体重が2.5キロ落ち、血糖値も正常に戻ったのです」

 これをきっかけに、小林教授はある仮説を立てた。

〈ふだん飲んでいる味噌汁をさらにパワーアップできれば、あらゆる病気を遠ざけ、体調不良を改善する「最強の味噌汁」が作れるのではないか〉と。

 こうして、試行錯誤の末に考案されたのが「長生きみそ汁」なのだ。

 使用する素材は「白みそ」「赤みそ」「たまねぎ」「りんご酢」の4つ。

「病気撃退「味噌パワー」の驚くべき効果(1)4素材の組み合わせが重要」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年11/8号小林弘幸味噌味噌汁血糖値カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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