『サザエさん』マスオのサービス業務に“サザエさん症候群”が加速!? (1/2ページ)

日刊大衆

『サザエさん』マスオのサービス業務に“サザエさん症候群”が加速!?

 日曜日の夕方や夜に、翌日からの仕事を思い出して憂鬱になってしまう「サザエさん症候群」という言葉がある。国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)が、週の終わりの代名詞になっていることからそのネーミングがついたと言われているが、11月4日に放送された『サザエさん』では、マスオが社畜じみた仕事ぶりを披露。その姿を見て「明日からの仕事がイヤになった……」という人からの嘆きの声がネットには数多く広がった。

 この日放送されたのは『部下の能力』というエピソード。これは会社に遅刻してしまったマスオが、社内の評判を取り戻そうと奮闘するというもの。同僚のアナゴさんが「めったに遅刻しないフグ田くんがどうしたのさ~?」と遅刻の理由を尋ねるも、マスオは「不覚だったよ」「課長の評価はガタ落ちだな……」と落ち込むばかりで、一切説明はしなかった。

 実はマスオの遅刻の理由は、通勤の電車内で急病人を介抱したため。しかしそのことはおくびにも出さず、マスオは帰宅後、「弁解がましくなるからね」「遅刻したことに変わりはないからね」とサザエに報告するのだった。

 波平はその話を聞いて「えらい! さすがマスオくんだ」と評価。「理由はなんであれ、遅刻したことに変わりはないんだからな」「さすがマスオくんだな!」と“さすが”を連呼してマスオをベタ褒め。事態を飲み込めないタラちゃんにも、「パパは優秀なサラリーマンだよ」「マスオくんの課長はいい部下を持ってうらやましい!」と満面の笑顔で説明するのだった。

 翌朝、「名誉挽回のため」といつもより早く出社して仕事にはげむマスオのもとに現れたのは部長。部長はかねてより趣味で漫画を描いており、前日描き上げたばかりだという新作のギャグ漫画の感想を、業務中のマスオに求めてきた。しぶしぶ読んでいるマスオがリアクションをとれずにいると、部長は「おかしくなきゃいいんだ、きみ」とイライラ。マスオは「いえいえいえ! 今笑おうと思ってたんです、あはは~」と声を上ずらせるのだった。

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