【花園予選】本郷、目黒学院を倒す。東京第2地区から花園へ

ラグビーリパブリック

本郷・島田耕平主将が突破(撮影:松本かおり)

 機動力に勝る本郷が、序盤から攻撃力全開。後半まで競り合った目黒学院を28-19で破って8年ぶりの花園を決めた。

 前半は本郷14-5目黒。後半は、目黒が粘り強い追撃で2点差に追いつき、本郷がトライを奪い返す展開が続いた。最後は本郷が、スクラムから鮮やかなラインアタックで相手ディフェンスを抜き去るトライ。また9点差として、勝負を決めた。

 FWの機動力が頭抜けていた。

 連続攻撃の場面、SHからパスアウトされたボールを、SOのようにキャッチするのは2年生のHO福澤慎太郎ら。そこからステップ、走り込んでくる味方へのパス、パワフルなコンタクトと選択肢が多い。ラインアタックにアクセントとして加わるFW選手の存在が、相手ディフェンスを絞りにくくさせた。目黒学院の留学生選手への対策も準備は万端。立ち位置の工夫や、複数でタックルに入ることを徹底、個では大きな仕事をさせなかった。

「後半トライを取られた場面で、続けてやられず、すぐに取り返せたのが良かった」(本郷・島田耕平主将)。追い上げを食らうたびに突き放すトライを奪い、本郷が見事に勝ち切った。

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