金沢で手作り貴重な「竹筆」に海外のアーティストも注目

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画像は「金沢竹筆の里 生きる」のホームページより
画像は「金沢竹筆の里 生きる」のホームページより

[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年10月31日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、竹筆の紹介をしていました。

一般的に毛筆で使われる筆は馬の毛を使用しているのですが、竹筆とはどのような筆かご存知ですか?


画像は「金沢竹筆の里 生きる」のホームページより
多彩な表現ができる

金沢市野町にある「金沢竹筆の里 生きる」は、竹筆の専門店です。竹筆職人の岩下さんが1本ずつ手作りをしています。

竹筆は、竹の持ち手から穂先までが1本でつながっており、穂先の部分は割ったり裂いたりして作ります。何本も並行して作りますが、1本が仕上がるのに半年ほどかかります。

竹筆の特長としては、多くの墨を吸収できること。実験するとやはり毛筆の筆よりもたくさんの文字を一度に書くことができました。これは、金沢工業大学の研究でも解析されて証明されています。

また、多彩な表現ができるのも竹筆の特長です。筆のヘリ、全体などを使っていろいろな表現ができるため、海外のアーティストからも注目されています。

とても使いがいのある竹筆。ぜひ後世にも残したいですね。(ライター:りえ160)

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