ラスタァ星から地球を侵略しにやってきた厨二病アイドルのみのりほのか、11月27日にピンク・レディーの『UFO』をチップチューンとしてカヴァー。そうさ、君だって『宇宙人』。みのりほのかの飼育しているUMA(未確認動物)なんだから。

銀河の彼方にあるラスタァ星から、外観だけは美しい(最近は、そうでもなくなった)地球を征服するために、アイドルに扮してやってきた"みのりほのか"。彼女は、人類が最も心を奪われやすいアイドルとして活動をしながら、ヲタクと言われる人たちのハートをハッキング…いや、侵略し続けている。

これまでに彼女は、人類を侵略するアイテムとして、シングル『宇宙人だ』と、2枚のアルバム『みのりのあるばむ』と『銀河ドロップ』を発売。中でも、みのりほのかのライブに於いて、ヲタクと呼ばれる地球人たちの感情をマインドコントロールしてゆく曲たちを詰め込んだアルバム『銀河ドロップ』は、一部の熱狂的な信者たちの中で「崇拝すべき神アルバム」として崇め奉られている。

  でも、みのりほのかは、現状になどまったく満足はしていなかった。彼女は、地球侵略の本格的な第一歩目として日本という国の人々を虜にしようと、国民的な楽曲を洗脳チューンとして11月27日(火)に送り込むことを決めた。それが、同日に発売となる2ndシングル『UFO』だ。

  そのタイトルを聞いて、「もしや」と思っている40代以上の叔父さん叔母さんたち、その通りです。そして、懐メロをチェックしている若年寄共、その予測は間違っていません。『UFO』とは、ピンク・レディーが昭和時代に全国民を巻き込み振り真似させた、あの国民的ギガヒット曲のこと。その楽曲を、みのりほのかは「オフィシャルカヴァーソング」…つまり、「オリジナル側がカヴァー曲として認めるよ」という承認を得た形で「公式カヴァーソング」としてリリースすることになった。

  普通に考えたら「めでたい」でしょ。でも、よぉ～く考えてみなさいよ。芸能界をまとめあげてきた人たち…引いてはJASRACが、人間じゃないラスタァ星人に「あなたの歌を国民に知らしめることを許す」と許可をしたわけですよ。それって、まさに公式な地球侵略の第一歩。「月刊ムー」の方々、やばいっすよ。