描いたイラストが「友達」に!? 食育アプリ「スケッチクック」、大阪で体験授業 (2/2ページ)
すると――
皿を模した黒い線を基準に読み込んでいくようだ
読み込まれたイラスト
アプリに取り込まれたイラストは中で動き出して、まるでオリジナルのキャラクターのように。ここからは自分が描いたイラストが案内役。イラストを変身させる遊び要素のほか、アプリ内では関西弁をしゃべりだす手の込んだ仕組みも児童には好評だった。
アプリ画面
そしてイラストは栄養と食事のバランスを考え、自らに適した副菜などを子供たちにすすめる。また、取り込んだ料理の栄養バランスや作り方も詳しく見ることが可能だ。
勧めた副菜から好きなものを選び、それらもキャラクターとなり、最後は仲間たちとしてユーザーの前に現れる。子供にとっても、料理に親しみがわきやすい作りとなっている。
アプリ画面
この後は再び西村さんが登場し、旬の食材についてクイズを交えて紹介。地元・大阪の特産物の説明を交えて、地産地消も学習した。
食事についてしっかり学んだ児童たち。最後は大塚製薬大阪支店大阪営業所の村井伸治所長のあいさつで幕を閉じた。
小学校低学年の児童たちには少し難しいかもしれない、栄養や食事バランスに関する授業も、このスケッチクックを使うことで楽しみ、そして親しみを感じながら勉強できる。
さらにスケッチクックにはシンガーソングライターの坂本美雨さんが歌う「スケッチクックえかきうた」という絵描き歌も。これなら、普段はデジタル端末を使わない子どもでも、歌を交えることで興味を持てるかもしれない。