東海大がリーグ戦2年ぶりV ~大東大との無敗対決を制し、8度目の優勝~

ラグビーリパブリック

コンタクトを磨いてきた東海大。大東大のアタックにも強いヒットで抵抗した(撮影:大泉謙也)

 インジャリータイムに東海大FWがトライラインを超える。最後は得意のモールでもぎ取った。

 11月25日、東京・秩父宮ラグビー場で関東大学リーグ戦、2試合が行われた。14時開始、東海大-大東大の対戦は東海大が制し、東海大の2年ぶり8度目の関東リーグ戦優勝が決まった。全試合を終えたリーグ戦の結果、大東大は2位、流経大が3位となりこの3チームが大学選手権へ進出。2部との入替戦には、7位・専大、8位・中大が臨むことになった。

▼関東大学リーグ戦第7節▼11月25日(土)▼秩父宮

法大22-21流経大(前半12-14)

東海大28-21大東大(前半14-7)

◎関東大学リーグ戦2018最終順位…1位東海大 2位大東大 3位流経大 4位法大 5位日大 6位拓大 7位専大 8位中大

「大東大の強みは、これまで嫌というほど思い知らされてきた」と、勝った東海大の木村季由監督。

 敗れた大東大の青柳監督は「お互いの強みが出た試合だったと思う」と振り返った。

 昨季リーグ戦優勝の大東大は看板スクラムを前面に出し、東海もまた得意のモールで試合を決めた。

 後半44分、東海大の決勝トライは再三のモール攻撃を実らせたものだった。東海大は、大東大ゴール前で何度も相手の反則を得ては、ラインアウトからのモールを執拗に組んでは押し込んだ。その時点の得点は21-21。試合がそのまま同点で終われば、ゴールを背負う大東大が優勝となる状況だった。

 最後は、この戦術にこだわり、ミスなく攻め切った東海大がHO加藤竜聖をインゴールに飛び込ませてトライ。WTB杉山祐太のゴールも決まって、28-21で東海が凱歌を上げた。

 大学選手権では、東海大(関東リーグ戦1位)は12月22日が初戦、関西A2位と関東対抗戦4位の勝者と対戦。大東大は(関東リーグ戦2位)、1週早く16日に初戦を迎え筑波大(対抗戦5位)と戦う。

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