新垣結衣から監督まで…スタッフ総出演の「けもなれ」番宣が必死すぎる

アサジョ

新垣結衣から監督まで…スタッフ総出演の「けもなれ」番宣が必死すぎる

 バラエティ番組「ナカイの窓」(日本テレビ系)にガッキー降臨! 11月21日の回では同局で放送中のドラマ「獣になれない私たち」に出演している新垣結衣と松田龍平が登場し、作品の舞台裏などのエピソードを語った。今回は「ナカイの窓×ドラマ」と題し、表向きはドラマ制作の現場について掘り下げるという内容だったが、実際にはキャスト2人に加えて水田伸生監督とカメラマン、プロデューサーまでが総出演。あからさまな番宣回になっていたのである。

「しかし『ナカイの窓』を『けもなれ』一色にするわけにもいかず、女優経験を持つ近藤春菜をゲスト陣に加えたほか、ゲストMCの陣内智則がドラマで警官を演じたシーンを見せたり芦田愛菜の物真似芸人が登場するなど、バラエティ的な演出を散りばめていました。それでも番組後半には『けもなれ』の収録に使われているスタジオを訪問。ドラマの舞台であるデザイン会社やビールバーのセットを紹介し、さらにはバーの店長役を務める松尾貴史まで駆り出して必死にアピールしていましたね」(テレビ誌のライター)

 番組冒頭では新垣らが登場すると観覧客が大喜び。松田が新垣について「やっぱ可愛いと思っちゃう」と評するなど、「けもなれ」を観ていない視聴者でも楽しめる内容になっていた。とはいえドラマの番宣をするなら、同じ日本テレビでも「しゃべくり007」や「今夜くらべてみました」といったゴールデンタイムの番組でやったほうが効果が高そうなもの。それがなぜ23時59分スタートの深夜バラエティ番組に、新垣&松田という豪華な布陣を投入したのだろうか。前出のテレビ誌ライターが読み解く。

「なにしろ『けもなれ』の視聴率が平均8.9%と局側の期待を大きく裏切っており、日本テレビとしてはすぐにでもテコ入れしたいところ。しかし『しゃべくり007』などの看板番組では大物ゲストが続くため、急な内容変更には対応が困難です。そこで収録済みの回を局側の都合で先送りにしやすく、なおかつ中居正広という大物司会者がいる『ナカイの窓』に白羽の矢が立ったのでしょう。ただ『ナカイの窓』は『けもなれ』と同じ水曜日の深夜に放送されるので、番宣のタイミングとしてはよろしくない。そんな悪条件を飲んででも今回の番宣を押し込むところまで、制作サイドは追い込まれていたのかもしれません」

 直近の第7話は前回から1.4%ダウンの視聴率8.6%に下落していたが、果たして今回の番宣策は効を奏するのか。28日放送の第8話の視聴率に、業界中の注目が集まりそうだ。

(白根麻子)

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