日本テレビ『ヒルナンデス!』視聴者クレームで内容を変更!?

まいじつ

(C)Dmitry Kalinovsky / Shutterstock
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11月28日の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、毎回炎上騒ぎを起こしているコーナー『ドケチ隊』が放送された。

同コーナーは、1円単位の節約に命を懸けるドケチ隊が、ある副業でもうかりまくっている主婦に弟子入りするという趣旨。出演者たちはハンドメイド作品をネット販売する主婦から作り方を学び、匿名でフリマアプリに出品して価格を競っていく。

しかし同コーナーでは、このハンドメイド作品の取り上げ方がたびたび物議を醸してきた。例えば10月17日の放送では、フリマアプリにて1000円前後で取引されたアクセサリーの材料費を約60円~約200円と表記。11月7日の放送でも、「材料費12円で販売価格700円」「材料費78円で販売価格2700円」などと、安さや稼げる点ばかりを強調し、ネット上では、

《原価計算に悪意がある。手間や人件費を考えなさいよ》
《手間暇とか道具代入れたらもっと高いでしょ…》
《小物はまとめ売りしかしてないから、1個あたりは安くても材料そろえると結構値が張る》
《これじゃ、ハンドメイドがぼったくってるみたいじゃん…》
《私もハンドメイド作品出品してるけど、割に合うわけじゃないのに不当にもうけてるみたいな編集やめてほしい》

といった声が続出する炎上状態と化していた。

炎上を踏まえた対応に視聴者安堵

こうした状況を踏まえてか、28日の放送では、これまで表示されていた原価や材料費は表記から消えることに。また、ビンに花とオイルを入れて作る「ハーバリウム」の製作時には、指南役の主婦から「材料や道具をひと通りそろえるのに、初期費用が結構かかってます」との説明を受ける場面も放送されていた。

これには視聴者も胸をすかれたようで、ツイッターには、

《ヒルナンデスのドケチ隊「初期費用が結構かかってます」とか言い始めたんだ》
《原価の話、しなくなったのね》
《むしろ初期費用結構かかりますよなんて話も出てたし、みんなの声が届いて良かった》
《これから出演する作者さんはどんどん言った方がいいと思う》

などといった反応が。毎回炎上していた同コーナーも、番組側の配慮でようやく信頼され始めたようだ。

視聴率3冠からの陥落や『世界の果てまでイッテQ!』ヤラセ問題など、ここのところ悪いニュースが続く日本テレビ。これらの事件による焦りが、クレームへの対応を早める結果になったのかもしれない。

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