CIAの極秘UFO調査計画「プロジェクト・ブルーブック」に記載されていた10の奇妙な事案 (8/10ページ)

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 このヒル夫妻誘拐事件と呼ばれる事件は、異星人による初の誘拐事例であり、これをモチーフとした作品がいくつも作られた。

 しかしそうした作品では、実際に語られたものよりももっと異星人然としたキャラクターが登場するのが常だ。

 夫妻が繰り返し話しているのは、「男たち」によって誘拐され、実験を受けたという内容である。


・2. ポーテージ郡UFO追跡事件


The Portage County Ohio UFO Chase & Police Encounter in 1966 - FindingUFO

 1966年、オハイオ州ポーテージ郡で、デール・スパールという警官が乗り捨てられた車を調査していたとき、林から光る物体が上昇するのが見えた。

 さらにエンジンの轟音が聞こえ、凄まじい熱まで吹き付けてきた。空に浮かぶ物体は銀色で円盤状であった。

 スパールはパトカーで追跡を開始し、応援も要請。仲間が合流し、それから130キロに渡って追跡を続けた。

 プロジェクト・ブルーブックの捜査官がスパールらから聞いた話では、光はその日はっきりと見えていた金星の方角へ向かっていたという。

 この時点で、捜査はプロジェクト・ブルーブックの手に委ねられた。しかし、彼らは科学的な調査や実験をするよりも、むしろ隠蔽工作を主眼としていた。

 この一件によって、スパールは「狂人」のレッテルを貼られ、町中の笑い者となった。妻からも見放され、仕事はクビになった。

 何もかも失った彼は、ウェストバージニアに移り、炭鉱で働き始める。そこで20メートルの高さから転落し、背骨を折るという大怪我まで負ってしまった。
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