「きのう何食べた?」実写ドラマ化で内野聖陽に求められる“ヒロイン”のスキル

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「きのう何食べた?」実写ドラマ化で内野聖陽に求められる“ヒロイン”のスキル

 漫画好きの女性から歓喜の声があがっているという、よしながふみの人気漫画「きのう何食べた?」(講談社)の実写ドラマ化だ。主人公の、几帳面で堅物イメージのあるイケメン弁護士・筧史朗を西島秀俊、その恋人役である人当たりのいいヤキモチ焼きな美容師・矢吹賢二を内野聖陽が演じ、ドラマ制作を松竹が手掛けると発表されたため、テレビ東京の人気深夜ドラマ枠「ドラマ24」での放送ではあるものの、ドラマ開始前から「これは映画化もされるに違いない」と言われているのだ。

 原作漫画では男同士の肉体交渉は描いておらず、せいぜいハグや手をつなぐ程度のことしかしていないのだが、西島演じる史郎は「ネコ」、内野演じる賢二は「タチ」としっかりした設定があるため、来年4月から放送のドラマでありながら、すでに多くの女性の妄想力を刺激したようで話題沸騰しているという。

「原作ファンが多い漫画原作の実写ドラマ化は、通常なら批判の声が噴出するものですが、今回は発表と同時に『キャスティングがイメージに合ってる』『西島のツンデレに期待』『内野のフェミニンぶりがすでに目に浮かぶ』など、期待する声が目立っているのだとか。ただし、西島に比べ内野には邪魔なハードルがあるのではとの指摘もあるようです。というのも、男同士の同棲生活と言えば、今年4月期に放送され爆発的な人気となった『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)を思い出さずにはいられません。その中で舞台を主戦場に演技を磨いてきた吉田鋼太郎は、田中圭演じる主人公に恋をし、男性でありながら“ヒロイン”を演じきりました。『きのう何食べた?』では、内野演じる美容師の賢二が“フェミニンな要素を持ちながらもタチ”という設定ですから、第2の吉田鋼太郎と呼ばれてしまうんじゃないか、とか、吉田は吹っ切れた演技をすればよかったけれど内野はそれ以上に高度な“艶技”が求められるのではないかと心配されているようです」(テレビ誌ライター)

 史朗の手料理を食べては幸福顔をする賢二を演じる内野の演技が注目される。

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