囲碁の常識破った?老舗が作る「カラー碁石」 ピンクと緑の2色セット、プロ棋士も注目 (2/2ページ)

Jタウンネット

子どもたちに囲碁教室などで教えているプロ棋士も注目してくれたそうだ。2018年8月のことだ。

綸子 碁石袋入り(黒木碁石店公式サイトより)
綸子 碁石袋入り(黒木碁石店公式サイトより)

手応えを感じた黒木代表は追加生産を決め、カラー碁石「さくらご」として、9月下旬から店頭とオンライン通販の追加販売も開始した。12月11日現在、既に300セット以上売れたという。

「桜色と若葉色の碁石と、藍色の布製碁盤という和の要素を抑えたこともポイントだったようです。碁石は黒と白という常識、いわばタブーを破ってしまったわけですが、あまりの反応の良さに、むしろ戸惑っているほどです」と黒木代表は苦笑する。

黒木碁石店オンライン通販ページをのぞいてみた。日本語版と英語版のバイリンガルだ。「お客様の7割は外国人なんですよ」と黒木代表。典型的な日本文化の一つと思っていた「碁石」の顧客の3分の2以上は、外国人だ。カラー碁石で驚いている場合ではなかった。

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