オリックス新人入団会見、“最後のPL戦士”中川圭太「自分の持ち味を発揮していく!」 (1/2ページ)

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オリックス新人入団会見、“最後のPL戦士”中川圭太「自分の持ち味を発揮していく!」

 オリックス・バファローズの『2019年 新人選手入団発表会見』が15日、大阪市内のホテルで、公式ファンクラブの早期継続会員約200名と、選手の家族、そして多数の報道陣を集めて盛大に行われた。今年のオリックスのドラフトは、例年に比べて少なめの7名の支配下選手と、1名の育成選手を指名。全8名の選手と、湊通夫球団社長、西村徳文新監督が登壇し、代表質問に答える形で会見が進められた。

 地元メディアが1位の太田椋(天理高)とともに注目したのが、7位で指名された“最後のPL戦士”中川圭太(東洋大)だ。中川を担当した牧田勝吾スカウトは「大学日本代表のクリーンアップを任されるなど、高いポテンシャルを誇る。リストの強さはアマチュアトップクラス。崩されてもヒットにできる巧打に加え、スタンドに放り込むパワーも兼ね備えている。1年目から活躍が期待される選手」と中川を評価。この日初めて、背番号67の来シーズンから一新する新しいユニフォームに袖を通すと、「きのうまでは実感がわかなかったんですけど、ユニフォームに袖を通してみて、ここからが本番の勝負だと思いました」と気を引き締めた。

 対戦したい選手は?との質問には「東洋大学の3投手(DeNAの上茶谷大河、ソフトバンクの甲斐野央、中日の梅津晃大)と対戦したい」と、ドラフト上位で指名された同級生を意識。さらに、「自分の売りはバッティングなので、活躍して球団の顔になりたい。ここまで支えてくださった皆さんに感謝の気持ちを持ちながら、1年目から一軍で活躍したい」と自身のセールスポイントと、1年目の目標について語った。また、最後のPL戦士ということもあり、先輩たちを意識するかとの質問には「偉大な先輩に近づくのは難しい」としながら、「自分の持ち味を発揮していきたい」と前を向き、自分のスタイルを貫いて行く考えを示している。

 中川といえば、ドラフト当日にTBS系列で全国放送された『ドラフト緊急生特番! お母さんありがとう』で、中川と母、律子さんとのエピソードをもとにして作られた再現ドラマ放送中に、オリックスが指名したため、東洋大学から親子で生出演するなど注目を集めた。この日もカメラを片手に中川の姿を撮影する律子さんの姿が見られており、表情はかなり嬉しそうだった。

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