山里亮太、しずちゃんへの嫌がらせに芸人仲間もドン引き
南海キャンディーズの山里亮太(41)が、相方の“しずちゃん”こと山崎静代(39)への嫉妬から、陰湿な嫌がらせをしていたと告白。芸人仲間を身震いするほど驚かせていた。
この発言があったのは、12月14日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)でのこと。今回の放送は“クズ男たちの嫉妬&不倫大反省SP”と題し、山里としずちゃんが“しくじり先生”として登壇。人生を台無しにしないための授業を展開するという内容だった。
2003年のコンビ結成から約1年6か月、『M-1グランプリ2004』で準優勝すると、南海キャンディーズは大ブレイクした。しかし、チヤホヤされるのはしずちゃんばかり。さらに、しずちゃんが映画『フラガール』に出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞すると、山里のしずちゃんに対する嫉妬が最悪な状態に。
山里は「しずちゃんだけ華やかな世界で活躍していたのが妬ましくて」と、2人の冠番組にもかかわらず、“しずちゃんに一切トークを振らない、一切ボケにツッコまない”という嫌がらせをしたと振り返った。すると、メイプル超合金の安藤なつ(37)があまりのショックに「うぇっ」と吐き気をもよおし、身震いしながら「こんな嫌な人、見たことない!」と叫んだ。
嫉妬の鬼と化した山里は、“事前にトーク番組の台本をチェックして、しずちゃんのトークブロックを消した”、“テレビの仕事を山里のピンに変更した”、さらにしずちゃんが香港旅行に行くと知ると、“フライト直前に旅を台無しにするようなメールを送った”など、しずちゃんへの嫌がらせがエスカレートしていったと告白。安藤なつは再び吐き気に襲われ、同期芸人で山里をよく知る平成ノブシコブシの吉村崇(38)も、「ウソだろ!?」とア然。そんな嫌がらせで我慢の限界に達したしずちゃんは、山里とのコンビ共演NGをマネージャーに申し入れたと振り返った。
その後、2人はお互いに歩み寄ることができ、6年ぶりに「M-1」に挑戦。初の単独ライブも成功させた。授業の最後に山里は、今までの悪行三昧をすべて告白してから言わないといけない“思い”があったと、しずちゃんに「今まで、ごめんなさい」と頭を下げ、コンビ結成15年目にして初めての謝罪。そして、目を潤ませ言葉に詰まりながら、南海キャンディーズを解散せずに自分を切り捨てずにいてくれたと、しずちゃんに感謝の思いを伝えた。
山里の涙の懺悔にスタジオでは称賛の拍手が送られたが、視聴者もツイッター上で、「山ちゃんの謝罪、号泣でした!」「山ちゃんの発言に泣かされる日が来るなんて思ってなかった」「しずちゃんいい人すぎて泣いた」「神回やったな。あんな最低な悪行をテレビで公開して、謝罪する山ちゃんの言葉が刺さった」などと、感動のコメントが多く寄せられていた。また、一方で「あれを感動話として処理するには無理がありすぎる」などと、謝罪しても許されないという意見も少なからず見られた。