発祥・ユニーク・ソウルフード…愛媛県は松山市ならではの独特なグルメが堪能できるお店3選☆
出典:食べログ
大晦日に放送する『孤独のグルメ』が楽しみで堪らない「さすらいの旅人」氏が、前回に続き四国・愛媛県を大特集!
第3弾となる今回は、松山市にスポットを当てて、それぞれが独特なグルメを提供する3店舗をご紹介。
愛媛の魅力がふんだんに詰まった、極上グルメを提供するお店をぜひご覧ください♪
①郷土料理 五志喜 本店
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松山市内を走る路面電車・伊予鉄城南線の大街道駅から徒歩5分のところにある「郷土料理 五志喜 本店」は、創業なんと1635年(寛永12年)という、徳川八代将軍・吉宗や朝廷にも献上されたことのある老舗郷土料理店。
こちらは、愛媛県松島氏の郷土料理でもある五色素麺(ごしきそうめん)の発祥のお店で、かつて、松平定行が伊予松山藩に赴任すると共に、一緒に移り住んだ長門屋市兵衛の娘が、美しい五色の糸が下駄に絡みついたのを見て、父親に「そうめんに五色の色をつけてみては」と、アドバイスしたことがきっかけと伝えられています。
そのカラーは、赤・黄・緑・濃紺に、本来の白を加えた5色で見た目にも美しい一品。
さっそく、名物料理である五色そうめんを使用した「鯛そうめん(姿身・冷)」(1680円)と、珍しい愛媛の郷土料理「みかんいなり(2ヶ)」を、それぞれ単品で注文。
※鯛そうめんは、鯛が姿身・切り身、そうめんは温・冷から選択可能
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瀬戸内海産の天然真鯛を焼き上げ旨味を閉じ込め、更に特製醤油ダレでじっくり煮込んだものを、赤い器に乗せ、五色そうめんを瀬戸内海の波のように盛り付け、海原を泳ぐ鯛を演出しており、食べる前から既に美味しい気分になります。
最初に鯛の身をほぐして、そうめんと一緒に、鯛の旨味が存分に出た煮汁を、白ダシで割った特製ツユに付けて食べると、やはり予想を裏切らない美味しさ☆
鯛以外の他具材(錦糸玉子・ワカメ・山菜・ネギ・大葉・生姜)と一緒に食べても、必ず合う五色そうめんは、まさに万能選手のようです。
また、みかんごはんが揚げに入った「みかんいなり」は、甘辛く揚げており、ミカンの爽やかな酸味が後をひく美味しさで、普通の稲荷寿司と比べても、違和感なく食べられます。
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愛媛県ならではの2品の名物を、背景にある長い歴史と共に食べられるのは、このお店をおいて他にありませんよ!
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◆郷土料理 五志喜 本店
・場所:愛媛県松山市三番町3-5-4
・電話番号:050-5571-3318
・営業時間:ランチ/11:00~15:00
ディナー/17:00~23:00
※定休日:不定休
☆このお店のより詳しいレビューを見たい方はコチラから☆
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②居魚屋 網元
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最寄りの駅は伊予鉄郡中線・土橋駅ですが、松山市駅からでも徒歩圏内の場所に位置する「居魚屋 網元」は、独自の技術で養殖したサバを堪能できる人気店。
何かとユニークな手法を取り入れているこちらのお店は、まずお店は三角州のような場所にあり、外観は巨大な伊勢海老のオブジェと屋形船の作りとなっており、入店前からユニークさを醸し出しています(笑)
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そして、店内に入ると、いきなり入り口に調理場がある珍しい作りに驚きつつ、目に飛び込んでくるのが水族館のような大きな水槽!
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この水槽から取り出したサバを目の前でさばいてくれるわけですから、新鮮でないはずがありません。
網元の名物は言わずもがなサバで、四国と九州の間の豊後水道で小さなサバを捕獲し、生きたまま愛媛県愛南町にある自社の養殖場に運び、そこで蓄養。
育てたサバを、海水入りの水槽車(大型トラック)で直送し、お店の生け簀に移しているものが「網元サバ」となっています。
さて、まずは「活鯖たたき」(888円)を注文。
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サバをサッと炙ってカットし、その上にオニオンスライス・ネギ・ニンニクスライス・ゴマを乗っけた一品で、外側は香ばしく、中は当然ながらレアで炙っているため、脂の甘さを感じることができます。
続いて、「活鯖しゃぶしゃぶ」(888円)ですが、昆布とシメジのダシでしゃぶしゃぶして、ポン酢を付けて食べてみると、弾力のあった身がとても柔らかくなり、適度に脂が落とされる代わりに、昆布とシメジのダシが、絶妙にサバに絡んでいて絶品!
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そして、〆に頼んだ「生サバの細巻寿司」(750円)は、サバと酢飯の相性が良好なのは言うまでもなく、ゴマと大葉がアクセントとなり、サッパリと食べられるお寿司となっています。
とにもかくにも、このお店の活サバをひとたび食べれば、他で食べていたサバがウソのような美味しさに出会うことができますよ!
ちなみに、こちらのお店では、サバのみならず、海鮮バーベキューやカキの食べ放題も人気のメニューですので、これらもお忘れなく☆
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◆居魚屋 網元
・場所:愛媛県松山市北藤原町2-1
・電話番号:089-933-8308
・営業時間:17:00~24:00
※定休日:無休
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③日の出
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伊予鉄郡高浜線・三津駅から徒歩2分とほどなく近い「日の出」は、松島市の浜っ子のソウルフードである「三津浜焼き」を提供するお好み焼き店。
三津浜焼きとは、お腹をすかせた子供達が、家から竹輪や卵などを持参し焼いてもらったのが始まりで、その後も常に三津浜の人々の生活と共に歩み、独自の具材を使用して、半月型の独特な形で提供される、三津浜のソウルフードとなっています。
鉄板を囲む、カウンター5席ほどの小さなお店が多いのも三津浜焼きの特徴。
三津浜のルールは…
・広島風と同じく、クレープ状に薄くのばした生地(台)で重ね焼きする
・三津浜名産の竹輪と、香り付け・味付けのため、イワシなどの魚粉を入れる
・肉がまだ高級品だった時代に、旨みを出すための名残りで、牛の背脂や筋肉を入れる
というもの。
さっそく「そば台付 肉玉油」(700円)を注文すると、年季の入ったコテ(ヘラ)さばきがまさに職人技で、ついつい見とれてしまいます。
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焼き上がると半分に折り畳み、ソースをかければ三津浜の完成!
脂っこいかなと想像するも、熱で溶け出した牛脂が、生地・そば・野菜などが全体に馴染み、甘みとコクをほどよく出しています。
お肉も入っていますが、牛脂によって全体に「肉感」を出し、その肉感に魚粉が加わり、B級グルメの中での高級品を演出。
端っこの少し焦げたソースが、生地と合わさりこれまた絶品ポイントです☆
松山市ならではのお好み焼きが食べたくなったら、他に紹介した名物と共に食べ歩きしてみては?
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◆日の出
・場所:愛媛県松山市三杉町11-8
・電話番号:089-952-3676
・営業時間:11:00~19:00
※定休日:水曜
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これら独特な愛媛グルメの数々…いかがでしたか?
かなり多彩なジャンルの料理が登場しており、知らない名物もあったのではないでしょうか。
観光がてらに…というよりも、もはやグルメ目当てで愛媛へ旅行しても、きっと楽しく美味しい旅路になること間違いナシですね☆
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