加藤シゲアキ『犬神家の一族』高視聴率も「猛バッシング」納得の理由

まいじつ

加藤シゲアキ『犬神家の一族』高視聴率も「猛バッシング」納得の理由

12月24日に放送された『NEWS』加藤シゲアキ主演のスペシャルドラマ『犬神家の一族』(フジテレビ系)の平均視聴率が11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。

同ドラマは横溝正史原作の『金田一耕助』シリーズの中でも名作といわれている『犬神家の一族』の最新リメーク作で、過去には映画版3本、テレビドラマ版が5作品公開されており、石坂浩二や中井貴一らさまざまな俳優が主人公の金田一を務めている。

関係者の間では、視聴率が二桁に届いたことで一応の合格点とされたが、ネット上では主演の加藤に対して厳しい意見が飛び交っている。

《学芸会ですか? 加藤、二度と金田一やるなよ》
《あらためてジャニーズのゴリ押しに吐き気がする》
《金田一耕助が棒過ぎて吹いた》
《高視聴率じゃなくてジャニーズファンからの“好視聴率”だろ》
《新しい金田一に期待したが、加藤お前はダメだ》

などと散々な言われようだ。

「『犬神家――』に関しては、石坂浩二が金田一を演じた映画版こそが不朽の名作といわれており、さすがにそれと比べたら加藤もかわいそうでしょうね。加藤の演技力に関しては局側も最初から過度な期待はしていなかったはずです。それよりも、加藤のキャスティングは、元『SMAP』稲垣吾郎への完全な当て付けと、ネット上では怒りの声が広がっているんです」(芸能記者)

“稲垣”金田一は確かに新機軸だった

実はジャニーズ事務所のタレントとして、稲垣が一足先に金田一を演じていた。稲垣は2004年の『犬神家の一族』をはじめ、『八つ墓村』(04年)、『女王蜂』(06年)、『悪魔が来りて笛を吹く』(07年)、『悪魔の手毬歌』(09年)と、5回にわたって金田一を演じ、ファンからも“ハマリ役”として大好評だったのだ。

「04年に放送された稲垣版犬神家は16.5%の視聴率を記録し、大成功を収めました。また、同年10月に放送された『八つ墓村』では17.9%と数字を上げ、稲垣は新しい金田一のイメージを作ることに成功したんです。しかし、SMAP解散後は地上波ドラマに出演することもないまま、金田一の役さえも加藤に奪われました。これには古くからのSMAPファンも怒り心頭だといいます」(同・記者)

ネット上では「落ち目のフジテレビがジャニーズに忖度」と揶揄されているが、稲垣ファンならずとも、稚拙な加藤の演技を見せつけられた視聴者にとっては、今回の配役は納得がいかないに違いない。

果たして今後も加藤に金田一を演じる機会が来るのか。次回作に注目が集まっている。

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