元世界一即戦力の男・菊池良が見た #就活ホンネ会議「大学生の疑心暗鬼と饒舌ではない私たち」 (5/14ページ)

学生の窓口


この議論のなかで多く飛び交ったのが「戦略」という言葉。大学に通いながらCYNHN(スウィーニー)というボーカルユニットで歌手活動をしている崎乃奏音さんは、自身がオーディションに参加した経験を例に出しながら、「自分という商品をどう見せるかが大事。オーディションでは自分のスタイルがよくわかるように、冬でも半袖のシャツと短パンで行くこともあった」と話した。

お笑いサークルに所属する上原子育志さんは「そもそもの大学生の考え方がまちがっている」と声をあげた。絶対に行きたい企業があるのなら、そこへ合わせたらいいという意見だ。

つまり、入社したい企業に合わせて、自分がよく見えるよう戦略的に行動すればいい、ということだ。しかし、それが行き過ぎた結果、現在の均一化が起きているのでは……と私は感じていたが、そこは話されなかった。

そんななか、現在就活中という山田真由美さんは「自分自身は、ひっつめ髪が似合わないのであまりしたくないが、現在は周囲に合わせている。このパンテーンの広告をみたり、企業に服装自由でいいよと言われても、ひっつめ髪をほどいて就活をする最初のひとりにはなれない」と正直な気持ちを語ってくれた。

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