ビートたけし退社騒動の余波! キー局から出ていた「オフィス北野キャスティングNG」指令

日刊大衆

ビートたけし退社騒動の余波! キー局から出ていた「オフィス北野キャスティングNG」指令

「まさに城から殿が去った、という状況です。不気味なほどに静かで動きがなくなってしまったんです」

 お笑いライターがそう話すのは、2018年を代表する芸能ニュース、3月に起きたビートたけし(71)のオフィス北野からの独立騒動について。当初、森昌行社長と所属タレントが声明を出しあうなど泥仕合の様相を呈していたが、それもすぐに沈静化した。

「オフィス北野のサイトを覗くと、ガダルカナル・タカ(62)、つまみ枝豆(60)、松尾伴内(55)、ダンカン(59)などたけし軍団員の名前が並んでいます。10月クールはテレビの出演情報の欄に寺島進(55)主演のドラマ『駐在刑事』(テレビ東京系)の情報が掲載されて派手さがありましたが、寺島が11月いっぱいでオフィス北野を辞めたことで、それもなくなってしまった。年末にダンカンがドラマ『孤独のグルメ 2018大晦日スペシャル』(テレビ東京系)に出演するという情報がありますが、さびしい……という印象は否めません」(前出のお笑いライター)

 騒動以前、情報番組にレギュラー出演していた浅草キッドの水道橋博士(56)は過労と蓄積疲労を理由に芸能活動を休止中。相方の玉袋筋太郎(51)は、すでにオフィス北野を離れる、と報じられている。オフィス北野をめぐっては、まだまだこれからも大きな動きがありそうだ。

 事情を知る放送作家はこう説明する。

「実は、TBSとテレビ朝日では、“オフィス北野のタレントをキャスティングしないように”という閉め出し指令が出ていたんです。理由は、たけし独立騒動の後のゴタゴタ。まだまだデリケートな部分が多いため、なるべく使わないようにしよう、というのが上層部の考えのようなんです」(放送作家)

 もちろん、現場から「どうしても使いたい」という要望があれば許可される場合もある、というのが建前だが、「上層部の方針に逆らってもいいから、どうしても使いたいという魅力的なタレントがいない」(前出の放送作家)というのが現実だという。

 殿がいなくなった城で、家臣たちがどう動くのか。2019年のオフィス北野の奮起に期待したい。

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