時代は“キック女子”?永野芽郁の膝蹴りが清野菜名のハイキックばりに凄い!

アサジョ

時代は“キック女子”?永野芽郁の膝蹴りが清野菜名のハイキックばりに凄い!

 1月6日にスタートした学園ミステリードラマの「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ)が話題を呼んでいる。29名の生徒を人質に立てこもる美術教師役の菅田将暉が見せる狂気に満ちた演技をはじめ、川栄李奈や今田美桜らのクラスメイト、そして謎の自死を果たした上白石萌歌らの迫真に迫る演技が、突飛な設定のドラマにリアリティを与えていると評判だ。

 そのなかで、第1話のキー的な存在を演じた永野芽郁が見せた飛び道具的なアクションには、連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)のヒロイン役では垣間見られなかった新たな一面が表れていたというのだ。

「なにより驚いたのは、永野が繰り出した膝蹴り。プロレス的に言えば、米WWEで活躍する中邑真輔が得意とする『ボマイェ』です。劇中では腐女子風の言動で視聴者を驚かせた永野ですが、上白石との会話で『ボマイェ』について触れた時には唐突感が否めませんでした。ところが終盤でクラスの番長的な男子生徒に見事な『ボマイェ』を決め、プロレス好きの視聴者は『この伏線だったのか!』と驚き、感心していましたね。アクションシーンのイメージがない永野がこの技を繰り出したことで、謎めいたストーリーにさらなる彩りを加えることに成功していました」(テレビ誌のライター)

 その永野は見た目こそ文化部系だが、本人は時には20キロも走ることもあるランニング好き。ドラムも趣味としており、体を動かすのは得意なようだ。とはいえ、今回の「ボマイェ」はさすがに意表を突く動きだったが、この演技は最近の若手女優におけるトレンドに乗っかったものだという。

「女優のキックと言えば、昨年10月期の大ヒットドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)で清野菜名が繰り出していたハイキックが実に見事でした。清野はアクションを専門に学んだ経験を持ち、格闘シーンに加えてバク宙もこなせる身の軽さが持ち味。その一方で昭和テイストあふれる古風な美人顔はむしろ癒し系で、そのギャップが持ち味となっています。ほかにも昨年7月期の『チア☆ダン』(TBS系)に出演していた山本舞香は空手の有段者で、映画『Zアイランド』では華麗な上段蹴りを披露。さらに中国武術を得意とする山本千尋や、空手黒帯の武田梨奈など、キックを持ち味にする若手女優の活躍が目立っています。どうやら最近は、蹴りを使いこなす『強くて可愛い』女優の需要が高まっているようです」(前出・テレビ誌ライター)

 昨年はバキバキの腹筋を誇る「腹筋女子」が話題になっていたが、そこからさらに進化した「キック女子」が今年のトレンドになるのかも!?

(白根麻子)

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