永代供養で結局合葬されるなら最初から安価な合同墓も選択肢の一つ (2/2ページ)

心に残る家族葬

つまり、人が亡くなり墓に埋葬され、33回忌の法要が営まれた後、状況に応じて遺骨を取り出して合葬簿に埋葬しつつ、他人の遺骨と同時に供養を続けるということだ。どの寺院でも同一か否かは知らないが、寺院の運営と少子高齢化による祭祀後継者の不足を鑑みれば、仕方のない面もあるのかもしれない。因みに永代の意味だが、永遠ではなく当該合葬墓の運営団体が存続する限りと解釈した方が実態に即していると言えるだろう。

■最初から合葬するか33回忌後に合葬するかの違いならば…

見方としては、最初から他人と同じ墓に埋葬される合葬と、一定の期間を経過した後に他人と同じ墓に埋葬される個別の墓という違いだけである。つまり結局どちらも最終的には同一であると考えられる。どちらを選ぶかは個人の判断に委ねるが、筆者としてはコストが低く、運営団体がそう簡単には消滅しない公営合葬墓の方が魅力的に感じた。さてみなさんはいかがだろうか。

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