話題の「女子大生ランキング」が炎上した本当の理由 (1/4ページ)

マイナビウーマン

話題の「女子大生ランキング」が炎上した本当の理由
話題の「女子大生ランキング」が炎上した本当の理由

年末年始、さまざまな炎上を目にする機会があったが、私のブラウザにも、『週刊SPA!』の「ヤレる女子大生RANKING」の記事が届くのに時間はかからなかった。なんなら、クリスマスから目にしていた。私は「ま~た女をオナホ扱いしてる記事か?」と半分スルーしていたのだが、マイナビウーマン編集部から「フェミニズムの視点から、この件について執筆していただきたい」と言うオファーを受けて、内心「やはり只事ではなかったか」と、スルーしたことを少し後悔した。

■炎上の経緯は?

『週刊SPA!』 2018年12月25日号は「ヤレる『ギャラ飲み』実況中継」と題した特集を組み、男性が女性の飲食代を負担し、チップを渡す「ギャラ飲み」が流行っていることを記事にした。今回炎上につながった原因は「ヤレる大学生RANKING」。ギャラ飲みの後、性交渉に発展しやすい女子大生が多い大学を順位づけしたものだ。男女のマッチングサービスを運営する「ハイパーエイト」(東京都渋谷区)の社長の意見をもとに作成し、都内の大学を1~5位まで選んだ。それぞれの理由も記載されており、「男ウケのよさを磨いている」「横浜方面に住んでいて終電が早い」などとある。

そして今回の騒動ではさまざまなメディアから批判が寄せられ、署名サイト「change.org」で大学生の山本和奈さんが立ち上げた「女性を軽視した出版を取り下げて謝って下さい」という呼びかけには、立ち上がりからおよそ10日で50,000人以上からの署名が集まった。各大学側も、「本学の女子学生のみならず、広く若者の尊厳を損ない安全を脅かすものである」「女性の名誉と尊厳を著しく傷つけ、安全を脅かす記事」と、正式に扶桑社に厳重抗議を発表する結果となった。

■炎上の原因は?

各メディアで炎上した理由は「ヤレる女子大生RANKING」という、女性をモノ化して、尊厳のある人間として扱わない書き方(私に言わせれば、女性をオナホ扱いしている)が問題だったと思う。

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