『まんぷく』安藤サクラ効果で、ママ女優の注目度高まる!? (2/3ページ)
近年でもっとも近いのは2014年下半期『マッサン』のエリーだろう。ニッカウヰスキー創業者をモデルにしたこの作品では、シャーロット・ケイト・フォックス(33)が夫を支えるエリーを好演し、ドラマチックな人生を描ききった。
ちなみに17年下半期『わろてんか』は吉本興業の創業者夫婦がモデルだが、ヒロインのてん(葵わかな/20)が興行主として成長していくストーリーということもあり、「奥さま」というより「働く女性」の色が強かった。福子の姉、克子を演じている松下奈緒(33)がヒロインの10年上半期『ゲゲゲの女房』は、旦那を盛り立てる「奥さま」作品なのだが、それほど多くはない。それだけに、今回の安藤サクラが演じる、福子という安定した「奥さま」像は見事だ。