『まんぷく』安藤サクラ効果で、ママ女優の注目度高まる!? (1/3ページ)

日刊大衆

『まんぷく』安藤サクラ効果で、ママ女優の注目度高まる!?

 連続テレビ小説まんぷく』(NHK)の1月21日からの週タイトルは、「ラーメンだ!福子!」。いよいよ長谷川博己(41)が演じる萬平がラーメン作りをスタートさせ、クライマックスに向かっていく。そこで、今こそ考えたいのが安藤サクラ(32)が演じるヒロイン、福子の存在感だ。朝ドラヒロインということを考えると、福子はかなり異例なキャラと言えるのだ。まずは1月19日の放送を振り返って考えてみよう。

 梅田銀行の人間を池田信用組合理事長に据えるという条件のもと、組合は窮地を脱する。しかし、理事長の辞任を申し出た立花萬平は組合を去ることに。福子は新居を探し、畑が作れる家を選ぶ。萬平は再出発を誓い、8年間理事長を務めた池田信用組合を後にした。立花家は新しい家に引っ越していくが、そこに悲愴感はみじんもなかった。

「出発!」と明るく声をあげる福子の姿が、実に印象的だった。思えば萬平が捕まったときも、前向きに彼と家族を支えてきたのが福子。週の終わりの「イイ場面」は福子が持っていくことが多い。ストーリーは萬平を中心に動いているが、あくまでこの物語の主人公は「奥さま」の福子であることを印象づけている。

 ヒロインが職業で成功する様子が描かれる「お仕事」ものが多い朝ドラにおいて、今回の福子のような「奥さま」ヒロインは実は希有な存在だ。

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