平成「美女スキャンダル」全史(3)<プレイバック>藤田紀子が明かした家族崩壊の一矢 (2/2ページ)

アサ芸プラス

「あの時のことは‥‥、あまりに逆風が吹いたので、記憶喪失のような感じです」

 否定も肯定もせず、というニュアンスである。

 杉田かおる(54)の破天荒キャラが開花したのは、週刊アサヒ芸能98年12月24日号の「テリー伊藤対談」がきっかけである。

「27歳までちゃんとした彼氏ができなかったんで、それまではゆきずりで、新幹線のビュッフェで飲んでてナンパされちゃって、そのまま東京駅から錦糸町のラブホテル行って、名前も聞かないでサヨナラとか」

 さらに杉田は、男とのセックス中に女が乗り込んできて腰が抜けたエピソードなど、キャノン砲を炸裂させた。テリー対談史上初めて「2週にわたって掲載」となったのも納得であろう。

 一時、グラビア界を騒然とさせたのが「控え室の盗撮被害」であったが、Gカップがまぶしい梶原亜紀(41)も、00年にそれらしき映像が出回った。真相を聞き出すと──、

「はい、あれは間違いなく私です」

 梶原はあっさり事実を認め、その後、ヘアヌード写真集を出したのちに引退している。

 最後は、袴田吉彦との「アパホテル不倫」で話題になった青山真麻(34)である。騒動から約2年、その胸中を明かした。

「彼との出会いは、港区界隈で飲み歩いていた当時、女友達に誘われて参加した美容関係の誕生日パーティー。一夜をともにしたあとネットで調べて、彼が既婚者だと知りました。交際中は真剣に恋愛していたから、後悔はしていません。でも、確かに私はよくないことをして、反省もしました。それからしばらくは荒れた時期もあったし、世間の目が気になって孤独を感じる時もありました。徐々に落ち着き、今の恋人と出会い、結婚を前提に幸せな毎日を送っています」

 乗り越えた幸せということか──。

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