新井浩文の逮捕! 二丁目の反応は?:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載245 (1/3ページ)
エスムラルダの「勝手にワイドショー!」
連載第245回 新井浩文の逮捕! 二丁目の反応は?俳優の新井浩文が、派遣型マッサージ店の女性従業員に対する強制性交容疑で逮捕されたというニュース。みなさん、もうご存じよね。
ふだん、こうした「密室で起こった事件」については、報道や被害者側の言い分を、簡単に鵜呑みにしないようにしているアタシ。というのも、世の中には、利益や保身のために事実と異なることを言ったり、自分に都合のいいように記憶を塗り替えてしまったりする人が実際にいるから。
でも今回は、真偽のほどは不明ながら、「同じような被害にあった」という声が多数上がっているみたいだし、新井浩文本人も暴行など一部容疑を否認しつつ、性交の事実は認め、「酒に酔っていたので記憶があいまい」とも言っているようなので、現段階では、「やらかした」可能性大といってもいいのよね……?
ちなみにアタシ、先週とある舞台に出ていて、このニュースを知るやいなや、共演者のみんなに伝えたんだけど、誰からも「ええ? 意外!」という反応が出なかったわ。まあ、かくいうアタシも、全然驚かなかったどころか、むしろ「ああ、やりそう……」と思っちまったんだけど。
って、アタシたち、当然のことながら、新井浩文自身の性格とか性癖とかを知っているわけでもなんでもなく、ただ顔や雰囲気、これまでに演じてきた役のイメージなどをもとにそう思っただけ。ほら、新井浩文って、そういう役(一癖も二癖もあって、悪事を働いたり、女性にひどいことをしたりする役)が多かったじゃない。
ただ、ここまでイメージ通りの事件が起こることは、あまりないかも。「悪役が上手い人にはいい人が多い」とか「清純そうに見える人ほど、実は淫乱」とか、外見やイメージと実際の内面は、割と逆のことが多いのに(ほんとかよ)。
ほかにも、こうした事件では珍しく(たぶん)本名が報道されたり、「出演者の一人が不祥事を起こしたことで、多くの人が一生懸命作り上げた作品を公開中止にするというのは、果たして妥当なのか」という議論が起こったり、さまざまな波紋を呼んでいる、今回の一件だけど……。