天才テリー伊藤対談「ぱいぱいでか美」(2)頭よさそうなのに高校の成績は… (1/2ページ)
テリー バンドがなくなって、どんなふうにソロ音楽活動を始めたの。
でか美 ソロ活動といっても、やり方はいろいろあるなと悩んだ末に、弾き語りのスタイルと、アイドルみたいにカラオケをバックに歌うスタイルに絞ってみました。バンド時代からお世話になっていたライブハウスに出させてもらった時、試しに1回ずつやってみたんです。
テリー で、結果は?
でか美 「オケで歌っているほうが楽しそうだよ」とみんなに言われました。やっぱり弾き語りだと、楽器に縛られている感じがしたんだと思います。
テリー 動きも限られるしね。その点、カラオケなら自由だから。
でか美 その意見を参考にしてオケで歌っているうちにそのまま地下アイドルみたいな感じで扱われるようになったんです。
テリー なるほど、さっきの「アイドルじゃなくて歌手が目標」の意味合いがわかったよ。でも、最近のアイドルって、グループばっかりでしょう。これは目立ったんじゃないの。
でか美 はい、1人での活動は珍しがられました。しかも地下アイドルだけではなくて、バンド枠に入れてもらって出演することがあったので、そこでけっこうおもしろがってくれる人も多かったんです。
テリー バンドを見に来たところに、急にカラオケ流して、変な名前の女が歌いだしたら、そりゃ気にもなるよ(笑)。
でか美 ですよね。そんな感じで、普通の地下アイドルとは違った注目を浴びたんだと思います。
テリー しかもインパクトだけのイロモノじゃないものね。歌だって、うまいじゃない。
でか美 本当ですか!? 自分では、全然まだまだだと思っているんですけど。