映画主演の笑福亭鶴瓶、過去には悪役も演じていた?

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映画主演の笑福亭鶴瓶、過去には悪役も演じていた?

 落語家の笑福亭鶴瓶が、11月公開予定の映画『閉鎖病棟(仮)』において10年振りに映画主演を果たす。帚木蓬生による同名のベストセラー小説が原作であり、鶴瓶は死刑囚でありながら、刑の執行が失敗し生きながらえ精神病院にいる梶木秀丸を演じる。今回の役柄を演じるため、約8キロの減量に挑んだ。

 落語家、タレントとしてのイメージが強い鶴瓶であるが、実は俳優としての顔もある。過去には普段の柔和なイメージとは裏腹に、悪役を演じることもあった。

 「1996年放送の連ドラ『硝子のかけらたち』(TBS系)では、AV女優、風俗嬢といった秘めた過去を持つ水沢硝子(松雪泰子)の愛人役である如月時三を演じました。時三は嫉妬心や束縛心が強く、常日頃から硝子に暴力をふるうほか、硝子が惹かれている神崎敦也(藤井フミヤ)との関係を妨害しようとします。その悪役ぶりは、これまでの鶴瓶のイメージをくつがえすもので、バラエティ番組などでは『こっちが本当の鶴瓶師匠』といったイジリが行われていましたね」(芸能ライター)

 一方で、ハマり役となる職業もあった。それが医師である。

 「2003年放送の連ドラ『ブラックジャックによろしく』(TBS系)では、NICU(新生児集中治療室)の医師、高砂春夫役を好演しました。落ち着いたベテラン医師といった役回りですね。翌年1月のスペシャル版にも出演しました。この医師役がハマったのか、2009年公開の西川美和監督による『ディア・ドクター』では、人口一千人あまりの小さな村の町医者である伊野治役を演じました。村人から慕われる医者であるが、ある重大な秘密を抱える闇のあるキャラクターを演じきりました」(前出・同)

 ネット上では「体重調整ってこれはかなり気合入っているな」「年相応にシブみを増した演技に期待」といった声が聞かれる。俳優、笑福亭鶴瓶の新境地に期待したいところだ。

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