IWGP新王者ジェイ・ホワイト「NJCで実力を証明してみろ!」と内藤哲也を挑発! (2/2ページ)

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 しかし、前夜の棚橋戦で見せたインサイドワークについては「もうバカみたいに打ち合ったり、ダメージを与え合うのが、闘いではないと思っている。もう自分の脳にダメージを与え続けることをやっても仕方がない。だからこそダメージが少ない闘い方をした。そして、それが正解であったということが、今、目の前にベルトがあることで証明できたと思う」と持論を展開。皮肉にも棚橋がケニー・オメガと争ったイデオロギー闘争と通じる部分をジェイからも感じた。

 「MSGは伝統のある素晴らしい会場だ。そこで俺は、史上初のIWGPヘビー級ベルトを巻いて花道を歩く男になるんだ。そして、史上初のIWGPヘビー級ベルトを防衛する男になる。みんな気に入らないだろうな」

 「オレは(客寄せ)パンダにならない」とジェイ。ファンが納得しなくても、支持をしなくても関係ないという。「自分自身がベルトを持って新日本プロレスのフロントマンとして立っている。これだけで絵になるし、新日本プロレスを世界規模の団体に押し上げることは可能だと思う」とまで言い切った。

 オカダやケニーが歩んだモンスター街道を順調に歩んでいる26歳の新日本生え抜きの外国人選手だが、ファンの支持はまだ得ていない。内藤がそうだったように、ここからはジェイとファンの我慢比べ。己の力で“望まぬ”支持を得られるかどうかが大きなポイントになるだろう。

取材・文・写真 / どら増田
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