天才テリー伊藤対談「ガレッジセール・ゴリ(照屋年之)」(3)あのシーンは奥田さんの案 (2/2ページ)

アサ芸プラス

ゴリ 黄ばんだ白いブリーフですよね、あれは奥田さんの案なんですよ。当初はヨレヨレのトランクスだったんですが、「これ、白のブリーフがよくないか?」と。「こんな奥田瑛二、OKなんですか?」っていう感じですよね(笑)。

テリー 奥田さんの言葉じゃないですけど、ゴリさんは監督だけじゃなく、脚本も書くじゃないですか。他人の脚本では撮らないの?

ゴリ 自分が描きたい世界を撮りたいので。他人の原作や脚本っていうのは、今は撮りたいって、まだ思えていないですね。自分がお笑い芸人だからかもしれないんですが、他人が書いたネタでコントする、みたいな気持ち悪さかもしれないです。

テリー うん、なんとなくわかる気がする。

ゴリ 芸人は、みんな自分たちで考えた作ったコントを見てもらいたいと思っているし、それこそが自分たちの味だと思うんですね。もうちょっと監督としてこなれてくれば、そこはまた変わってくるのかもしれませんが。

テリー 監督によっては、脚本を撮影中に書き直すこともあるけど、そういうことは‥‥。

ゴリ ありましたね。冒頭の場面はなかなかプランどおりにいかなかったので、その日の夜に書き直しました。

テリー そうか、それも作品世界をゴリさんがモノにしているからこそできることだよね。

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