【RIP】さようなら!安らかに眠れ。火星探査機「オポチュニティ」がついに活動停止。哀悼を捧げるNASA研究者たち (1/5ページ)

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【RIP】さようなら!安らかに眠れ。火星探査機「オポチュニティ」がついに活動停止。哀悼を捧げるNASA研究者たち
【RIP】さようなら!安らかに眠れ。火星探査機「オポチュニティ」がついに活動停止。哀悼を捧げるNASA研究者たち

image credit:NASA

 火星に吹きすさぶ大規模な砂塵嵐により、太陽光充電ができなくなってしまったNASAの火星探査機オポチュニティ。

 2018年6月10日から地球と交信できない状態が続いていたのだが、NASAの研究者たちは再び蘇ってくれることを信じていた(該当記事)。深い眠りについているだけだと・・・

 何度も再起動するコマンドを送り続けていたのだが、オポチュニティが再び目覚めることはなかった。

 2019年2月13日(現地時間)、火星を15年間探査してきた火星探査ローバー、オポチュニティの活動停止を正式に認めたNASAは、コマンド送信を打ち切った。
 
 友を失った悲しみがそこかしこから聞こえてくる。


Opportunity: NASA Rover Completes Mars Mission

・あらゆるローバーよりも長い距離を走破してきたオポチュニティ

 2004年、オポチュニティは火星に着陸し、古代の水の痕跡を探し求めて3ヶ月程度のミッションを開始。

 以来、ほぼ同じ時期に火星に着陸した1号機スピリットよりも8年長く、本来のミッション期間の60倍の長きにわたり活動を続けてきた。

 たとえるなら、短距離走を走るために設計されたはずが、マラソンを走ってしまったような感じである。
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