UFOなの?懐胎なの?陰謀論者がざわめく聖母マリアの絵 (2/4ページ)

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image credit: Public Domain/Wikimedia Commons

 ご覧のように、この絵では、右下の室内にいるマリアに壁を通して光が当たっている。そして、その光の元を辿っていくと、上空の「あるもの」に行き当たるのだ。

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 キリスト教的な解釈をすれば、この「あるもの」は、天が開いて現れた、神の栄光による光輪である。ここから金色の光で表される道筋を通って聖霊が降り、マリアに「神の子」イエスを受胎させるのだ。この出来事は、「処女懐胎」「無原罪の御宿り」などと言われる。

 おそらくは、マリアのすぐ上にいる鳩がその聖霊である。そして部屋の外には、マリアに受胎を告げた天使ガブリエルが控えている。

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・光輪か、UFOか

 では、UFOやエイリアンを信じる人々は、この絵をどのように解釈しているのだろうか?

 彼らは光輪を円盤型のUFOであるとみなす。
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