『3年A組」富田望生、永野芽郁を食う圧倒的な演技力 (1/2ページ)

日刊大衆

※画像は日本テレビ『3年A組』番組公式ホームページより
※画像は日本テレビ『3年A組』番組公式ホームページより

 菅田将暉(25)主演のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)の視聴率が、毎週、ニュースになっている。というのも、視聴率が上がり続け、2月17日の放送では11.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)に到達。今クールでナンバーワンともいえるヒットドラマの呼び声も高いのだが、その要因は菅田が演じる柊一颯をはじめ、キャラの強い登場人物たちのおかげではないだろうか。17日の放送を振り返り、考えてみたい。

 第6話の最後に柊一颯(菅田将暉)に犯人と名指しされたのは、同僚教師の武智大和(田辺誠一/49)だった。一颯は景山澪奈の自殺当日、ビデオに景山とともに武智が映っていたことを告げるが、生徒たちの中には瀬尾雄大(望月歩/19)と魚住華(富田望生/18)など武智を犯人だと認めたがらない者たちもいて、クラスの中でいざこざが起こってしまう……という展開だった。

 テレビに出て芸能活動を行うなど、チャラい教師というキャラで変な目立ち方をしていた武智が、ここにきて物語の最重要人物となるあたりがうまい。このドラマは、本当にひとりひとりのキャラづけがうまくいっているように思える。たとえば瀬尾が大学の推薦に固執してクラスメイトと対立したり、当初は「その他大勢」だった登場人物が徐々に存在感を増しているのだ。

 スポーツドラマや企業ものなら、脇役が準主役クラスに成長していくこともあるが、このドラマのすごいのはそれをミステリーでやってのけているところ。1話ごとにフィーチャーされる人物が異なるという構成も、登場人物の「キャラ力」を、より強めている。

 そしてこの『3年A組』でキャラ力と言うなら、最も注目すべきは魚住を演じる富田望生だろう。

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