悲しみ、怒り、憂い、どのような感情で見ればよいものか、非常に複雑な気持ちになる動画がインターネット上で話題となっている。パソコンのオンラインゲームに没頭している息子(13歳)のため、母親(37歳)が口にご飯を運んであげている動画だ。

・ご飯の時間になっても家に帰らない
この母子はフィリピンに住んでおり、息子は近所のローカルなインターネットカフェに入り浸り、家に帰らない状態に。ご飯の時間になっても家に帰らないため、母親は食事をインターネットカフェまで持っていくという毎日。

・母親が口に運んだご飯をムシャムシャ
驚きなのが、インターネットカフェに食事を届けるだけでなく、ゲームに没頭して手が離せない息子のため、母親がご飯を口に運んであげている点だ。息子は気にする様子もなく、母親が口に運んだご飯をムシャムシャと食べながらゲームに没頭している。

・ご飯を食べさせて生命維持をさせている状態
自分で食事をすることなく、家に帰ることもなくゲームに没頭している状況は、まさに廃人といえる。このような状況を不安に思っているだろうが、母親としてはなにより食事をしない息子が心配なのだろう。とりあえず、ご飯を食べさせて生命維持をさせている状態だ。

・改善に向けての思考が停止することもあり得る
このような環境で母親がご飯を食べさせてあげる状況が続けば「この状況から抜け出そう」という改善に向けての思考が停止することもあり得る。今後、この母子にはどんな展開が待っているのか。世界中がこの母子に注目している。