樹木希林も激怒する?『カメラを止めるな!』日本アカデミー賞スルーの裏側 (2/2ページ)

日刊大衆

壇上の希林さんは“私が審査員なら違う作品を選んでいました”“賞をいただいてしまって申し訳ない”しまいには“組織票”といいたい放題。それがテレビで中継されたわけですから、関係者は凍りついたでしょうね」(前出の映画誌記者)

 ちなみに、この年も他の賞レースで圧倒的に評価されていた『それでもボクはやってない』は助演女優賞、美術賞、編集賞の受賞にとどまり、ほとんどの部門で『東京タワー』が受賞していた。

 のちに、樹木さんはこの“ド本音”発言について雑誌『hon-nin』の吉田豪氏のインタビューで、「リリー(・フランキー)さんの原作はホントに名作だと思う」と述べ、松尾スズキ氏の脚本についても「爆笑につぐ爆笑の平成の名作ができるはずだったのよ!」と語っている。そして最後には、「だから私は監督に『あのね、どこかであんたが刺されて死んだら、犯人は私だから』って言ったの」(前掲書)

 今年も日本アカデミー賞を受賞した樹木希林さん。もし壇上に立っていたら、今回の“『カメ止め』スルー”にも激怒したのかも?

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