口内炎が舌ガン、虫歯が心筋梗塞!? 医師も誤診する「死に至る病」の症例 (3/3ページ)

日刊大衆

「症状の頭痛は軽いもので、頭がボーッとしたり、重く感じたりする程度。慢性の場合は、じわじわと血腫が脳に溜まるので、かなり時間がたってから症状が出ることも珍しくありません」(前出の石川氏)

●「足のむくみ」林裕介さん(50代)のケース

 ある朝、ビジネスマンの林さんが、いつものように靴下をはこうとすると、ふくらはぎがむくんでいることに気がついた。

「最近は、階段を上ると少し息切れするようになっていたので、てっきり運動不足のせいだと思いました。年も年だし、筋肉が落ちてしまったのかなと。まったく深く考えていませんでしたね」(林さん)

 ところが、その後、60キロだった体重が、わずか1週間ほどの間に3キロも増加。食事の量が増えたわけでもなく、さすがにおかしいと受診したところ、心不全と診断された。

「心臓が悪くなると、ポンプとしての機能が弱まるので、どうしても足にむくみが出やすい。体重の増加も原因は同様で、水分の循環処理がうまくできなくなり、体の中に水分が溜まってしまうからです。当然、オシッコも出にくくなります。ちょっとした運動で息切れするようになったら、年や運動不足、肥満のせいなどと考えずに、かかりつけ医に相談してみてください」(石川氏)

 現在発売中の『週刊大衆』3月25日号では、続けて「死に至る疾病」を特集。「実は重病」の可能性がある20の症状について詳しく紹介している。

「口内炎が舌ガン、虫歯が心筋梗塞!? 医師も誤診する「死に至る病」の症例」のページです。デイリーニュースオンラインは、堀ちえみ病気カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧