スマホが壁を認識できる新しいIoTデバイス「WallBeacon」を開発 (1/3ページ)

バリュープレス

株式会社タグキャストのプレスリリース画像
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株式会社タグキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役:鳥居暁、以下「TAGCAST」)は、日本電業工作株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀬川純、以下「日本電業工作」)の協力で、Wall IoTを実現する新しいデバイス「WallBeacon」を開発したことを発表します。

「WallBeacon」は、ビーコンの電波を指向性で発信することができる新しいビーコンです。薄型で電池式のため、工事や電源設備が不要で、誰でも簡単に取り付けることができます。


美術館の壁に取り付ければ、従来の音声ガイドの使い方も大きく変えることができます。混雑のため案内番号が見つからない、暗いため端末操作がしづらいといったわずらわしさから解放されます。スマホやハンズフリーのデバイスと連携すれば、展示物の前に行くだけで自動的に音声ガイドが流れるといったスマートな案内が可能になり、作品鑑賞に集中できます。複数言語の搭載も容易になることから、外国人向けに様々な言語を用意することもできます。


工場であれば、作業者の場所だけでなく、どの対象に作業中かまで把握することができます。タブレットと連携すれば、設備や対象に応じた手順書やチェック項目などを自動で表示することができ、作業者の行動を逐次データ化することも可能です。ドキュメントを探す手間を省き、間違えるリスクを軽減するなど、業務改善も期待できます。また、グラウドと連携して、作業者の動線を可視化することもできます。


TAGCASTは、ビーコンに関する基本特許(特許番号5650870、登録2014年11月21日)を取得しており、IoTに最適なロケーションテクノロジーを提供しています。空間を認証しRoom IoTを実現する『TC-Beacon』、テーブルを認証しTable IoTを実現する『PaperBeacon』などを提供しています。PaperBeaconは、テーブルとあらゆる機器を接続する『コネクティッドテーブル(IoTテーブル)」を実現し、飲食店のスマホ注文やフィンテック領域にも利用されています。なお、各ビーコンの管理やビッグデータの分析のために、専用のクラウドシステムも提供しています。

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