金運に“トレンド”はあるのか? 金運専門誌の編集長に話を聞いてみた(前編) (1/7ページ)

新刊JP

『ゆほびかGOLD 幸せなお金持ちになる本』編集長の高橋真人さん
『ゆほびかGOLD 幸せなお金持ちになる本』編集長の高橋真人さん

世の中には様々な雑誌があるが、「金運」をテーマにした雑誌があることを知っているだろうか。マキノ出版から季刊で刊行されている『ゆほびかGOLD 幸せなお金持ちになる本』だ。

今年1月に刊行された『ゆほびかGOLD Vol.41』の表紙に書かれた特集は「大金運の法則2019」。そして4月8日に出版される最新号の特集は「神様に愛されてお金持ちになる!」となっている。

この『ゆほびかGOLD』、2008年創刊以来の各号の特集を並べていくと、金運の世界の流れが見えてくる。近年は「龍」「神社」「マインドフルネス」といったワードが並び、それ以前を調べていくと「口ぐせ」「財布」「般若心経」「引き寄せの法則」、さらには「宇宙音」「手相」といったその時々の“トレンド”らしきものが見えてくる。

では、こうした金運の世界のトレンドはどのように生まれているのか? 気になった新刊JP編集部は『ゆほびかGOLD』編集長のマキノ出版・高橋真人さんにお話をうかがった。

(新刊JP編集部)

■財テクを載せると読者から不評が集まる!? ――『ゆほびかGOLD』は2018年で創刊10年を迎えました。「金運」をテーマにした雑誌というのは極めて珍しいですが、どのような経緯で立ち上がったのですか?

高橋:もともとは『ゆほびか』という月刊誌がありまして、今はちょっと毛色の変わった健康誌として知っていただいているかと思いますが、1990年代の創刊当初はライフスタイル誌の色合いが強かったんです。

その後、読者さんの反応などから健康誌にシフトしていくのですが、美容やダイエットを中心に扱っていたのが、2000年代の半ばから自己啓発・スピリチュアル関連の記事を載せるようになり、それらがビビッドな反響をいただくようになりました。中でも特に良い反応があったのが2006年の「『幸せなお金持ち』になる方法」という特集だったと聞いています。私はまだ『ゆほびか』編集部ではなかったので詳しいことは分かりませんが。

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